› まちなか情報局 › 2010年11月19日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年11月19日

認知行動療法について

「NPO法人 AI」さんから案内を受けて、
11月17日(水)に第2回スキルアップ講習
「認知行動療法を学童・保育に生かす」
講演:尾形明子 (宮崎大学講師 臨床心理士)
場所 健康づくりセンター
に参加してきました。



あっ最初に言っておきます。
今日の記事は、ちょっと真面目な文章なので、根気よくお付き合いください♪

では、ここで皆様に質問です。

「ある子どもが悪い行動をする理由として、最もあり得そうなのはどれですか?」

ア.内にたまった怒りの感情を表現している。
イ.彼の行いが悪いと、はっきり言われた経験がないからである。
ウ.悪いことを好む時期だからである。
エ.悪いことを覚えたからである。

どれも正解のような気がしますよね。
なので、正しいというより、「最もあり得そうなの」を選べばよいそうです。

というような質問にいくつか答え、講演スタート!!

認知行動療法とは何かという勉強をした後に、答え合わせです。

最初の質問の正解は、「エ.悪いことを覚えたからである。」だそうです☆

行動が繰り返される原理は、
ある行動をすることで、好ましい良い結果が生じるとき、その行動は繰り返される!!

例えば、
目の前にお菓子がある              家族でTVを見ている
   ↓                             ↓
 食べる                     父親がオヤジギャグを言う
   ↓                             ↓
満足感 ホッとする  (よい結果が生じる)    家族が笑う
   ↓                             ↓
 食べる         (行動を繰り返す)  父親がオヤジギャグを言う

つまり、悪い行動をする理由としては、悪い行動によって良い結果が生じる(Ex.注目される)という事を子どもが学習したから。
(決して、食べること、父親がオヤジギャグを言うことが悪い行動というわけではなく、例えです☆)

というように、行動は学習された結果として獲得されるものです。
なので、悪い行動は、不適切な学習の結果、あるいは、未学習のために生じているものだそうです。


なので、最初の問いの答えは、認知行動学的にみると
「エ.悪いことを覚えたからである。」ということになるそうです。

  
ふぅ~。
私の拙い文章で伝わったでしょうか。感覚的に分かっても文章で伝えるって難しい(T0T)

解決策等も学んだんですが、長くなるので、コレくらいにしておきます☆
ごめんなさい。

具体例が多く、分かりやすかったです☆

是非、来月もスキルアップ講習会は開かれるそうなので、興味がある方はご参加ください☆
詳しくは、NPO法人 AI さんまで♪
http://www.npoai.com/

久しぶりに頭を使い、疲れましたが、とても勉強になりました。
貴重な機会に感謝いたします。
ありがとうございました。  


Posted by まちなか情報局 at 17:21Comments(0)日記